Outlook メールを簡単にTeamsに送る方法（共有・転送）

仕事でOutlookメールを受け取ったとき、「この内容をそのままTeamsで共有したい」と思う場面は多い。
Microsoft Teamsでは、Outlookメールを数クリックでチャネルに送信（共有）できる機能が用意されている。ここではその簡単な方法を紹介する。

方法①：OutlookからTeamsチャネルにメールを直接送信する（メール転送）

この方法はチームのチャンネルの投稿タブに送信できる方法である。
チャットグループや個人チャットへの送信はできない。

手順：

1. Teamsアプリを開く
2. メールを送りたいチャネルを開く
3. チャネル名の右側にある「…」をクリックし、「メール アドレスを取得」を選択
4. 表示されたメールアドレスをコピーする
5. Outlookを開き、共有したいメールを開く
6. 「転送」を選び、宛先にコピーしたTeamsのチャネルアドレスを貼り付けて送信

→ 数秒後に、Teamsの該当チャネルにメール内容が投稿される（添付ファイル付き）

方法②：Outlookの「Teamsで共有」ボタンを使う（Microsoft 365利用時）

Microsoft 365版のOutlookを使用している場合、「Teamsで共有」というボタンを使ってもっと簡単に共有できる。
この方法はメール本文がチャットのメッセージに直接貼り付く形になる。そのため書式が欠落することによって見た目が変わる場合がある。

手順：

1. Outlookで共有したいメールを開く
2. リボンメニューの右側にある「Teamsで共有」をクリック
   　（表示されていない場合は、アドインを有効にする必要あり）
3. 共有先のTeamsのチャネルまたは個人チャットを選択
4. 必要に応じてコメントを追加し、「送信」をクリック

→ メール本文と添付ファイルがTeamsにそのまま送られる

方法③：ドラッグ＆ドロップ（Outlookアプリ + Teamsアプリ）

1. Outlookアプリで共有したいメールを開く
2. メールをドラッグしてデスクトップなどに.eml形式で一度保存
3. Teamsのチャットやチャネルにファイルとしてドロップ＆アップロード

→ クリックすれば元のメール内容が確認できる

補足：Teamsにメール転送ができない場合の対処法

• チャネルに「メールの受信」が許可されていない場合がある
  　→ チームの所有者に設定を確認してもらう
• 組織ポリシーによりメールアドレス取得が制限されていることもある

まとめ

OutlookのメールをTeamsにすばやく共有できると、情報伝達やチーム内連携がスムーズになる。
特にプロジェクト共有やタスク依頼など、日々の業務で役立つ場面が多い。用途に合った方法を使い分けて効率化を図ろう。