Windows PCから外部ディスプレイ(モニター)に接続し2画面や3画面にする場合、パソコンによって接続できる端子が異なっていることが多い。それぞれのおすすめのケーブルを紹介する。
パソコンは購入時期や用途により機種がバラバラであり、ノートとデスクトップや機種によって搭載された映像出力ポートの形式がバラバラになりがち。
ディスプレイ(モニター)は、数種類の映像入力ポート形式が用意されていることが多い。一番多い形式は、テレビなどのAV機器で主流のHDMI。HDMIポートを搭載したディスプレイに統一していくことでケーブルの種類は絞り込むことができ、いろいろな機器との接続が容易になる。
HDMI(PC側)→HDMI(モニター側)
スリムなケーブルで取り回しが楽。端子部分も小さめで邪魔にならない。0.3m~2.0mまでのラインナップで安くて取り回しが良くて映像も安定している。
MiniDisplayPort(PC側)→HDMI(モニター側)変換
Surface Pro第6世代まで使用されていたMiniDisplayPort。グラフィックボードを搭載したCAD用PCなどにもよく使われている。
HDMIケーブルがある場合は、下記のようにHDMI変換アダプタにしても良い。
VGA(D-sub)(PC側)→HDMI(モニター側)変換
古いノートPCやデスクトップで多い形式。信号が弱いため、USBからの電源供給ができるタイプで安定して出力ができる。
こちらは、変換アダプタで、HDMIケーブルと組み合わせて使用する。
DisplayPort(PC側)→HDMI(モニター側)変換
パソコンメーカーが推している形式で、デスクトップで搭載されていることが多い。
HDMIケーブルがある場合は、下記のようにHDMI変換アダプタにしても良い。
HDMI切替器
1つのモニターを複数の映像機器で切り替えて使う場合、切替器があると便利。
下記は、電源不要で3つの映像機器を切り替えることが可能。また、切り替えたい機器ごとにボタンがついているので、素早く目的の機器に切り替えることができる。
デメリットは、電源がないため、あまり長いケーブルを使用すると信号が減衰してしまい、映すことができない場合がある。接続するケーブルは、2~3メートルくらいまでとした方が良い。
あとがき
上記を検討したきっかけは、会議室で持ち込みPCの画面を共有して、プロジェクターや大型テレビに映すときに、いろいろなパソコンがありいろいろな種類の出力端子だったこと。これらをHDMIに変換していけば、統一して良いのではないだろうか。