Windows ゴミ箱などエクスプローラに表示されない特殊なフォルダをコマンドで開く（まとめ）

Windowsには、通常のエクスプローラでは見つけにくい特殊フォルダが存在する。
特殊フォルダとは、ユーザープロファイルやシステム設定フォルダなど、特定の役割を持つフォルダのこと。
例えば、「スタートアップ」や「ゴミ箱」や「AppData」などのフォルダである。

これらの特殊フォルダは、エクスプローラからたどるよりも、コマンドを使って一発で開く方法が効率的である。
本記事では、Windowsコマンドで特殊フォルダを開く方法と主要なフォルダ一覧を紹介する。

基本の開き方

Windowsでは、「shell:」コマンドを使うことで特殊フォルダを直接開ける。

実行方法

1. Windows + R キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
   その他の開き方：Windows 「ファイル名を指定して実行」を開く方法 | ＩＴメモ（IT Memo）
2. shell:[下記で紹介するコマンド] と入力して 「OK」クリックまたはEnterキー押下
3. 目的のフォルダがエクスプローラで開く

次回以降、コマンドの履歴が残っているため、コマンドを覚える必要なし(^^)/

実行方法詳細

Windows + R キーを同時押し

「shell:[コマンド]」を入力して、「OK」クリックまたはEnterキー押下

よく使う特殊フォルダ一覧

コマンドプロンプトから開く場合

特殊フォルダはコマンドプロンプトからも開ける。
以下は例である。

explorer shell:downloads

このように explorer コマンドの後に shell:フォルダ名 を指定すると、同じようにエクスプローラが開く。

PowerShellから開く場合

PowerShellでも同様に実行できる。

Start-Process "shell:startup"

まとめ

• 特殊フォルダは shell:コマンド で直接開ける
• 「ファイル名を指定して実行」やコマンドプロンプト、PowerShellから利用可能
• 覚えておくと設定変更やトラブル対応が早くなる

特殊フォルダへのアクセスは、システムのカスタマイズやメンテナンス作業を効率化するために非常に便利だ。
よく使うコマンドはメモしておくと良いだろう。

その他のコマンド

その他たくさんのコマンドがあるため、上記で紹介したコマンドも含めて下記に紹介する。Windows環境によっては使えないコマンドもあるようだ。
必要なものをピックアップしておくと良いだろう。

コマンドは、大文字・小文字の区別はないため、意識せずに入力してOK